濁った(色のついた)鼻汁が出る
1~2週間以内前
からであれば
- 急性副鼻腔炎
- この鼻汁は化膿した、いわゆる「ウミ(膿)」ですので市販の風邪薬や鼻炎薬は効果が望めません。長引くと気管支炎や中耳炎を起こす原因になります。たかが鼻水と思い放置すると、慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)という状態になり治療に時間がかかる状態となってしまいます。また、急性でも頭痛や頬部(ほっぺた)の奥が痛む場合がありますが、その場合特に早期の受診をお勧めします。
1ヶ月以上前
からであれば
- 慢性副鼻腔炎
(いわゆる蓄膿症:
ちくのうしょう) - 慢性化した状態を放置しておくと、炎症によりはれた粘膜が元に戻らなくなり手術が必要になってしまうこともあります。最近はよほど放置しなければ通院、投薬で多くが治ります。レントゲン検査で異常所見のある程度になっていれば投薬治療で最短で2~3ヶ月の期間がかかることが多いです。