声がかれている(嗄声:させい)
数ヶ月~数年前から
かれている
- 声帯ポリープ
- 声を酷使する方が、長い間放置している場合などに見られます。多くは手術療法が必要です。
- 声帯結節
- やはり声の酷使ででき、声帯の一部がいわゆる「タコ」状態に硬くなるものです。小児男児の騒ぎすぎでなる場合もあります。
- 声帯萎縮
- 声帯がやせてしまうことです。大病などで急激な体重減少となったとき、また、高齢の方が一人暮らしで声を使わないことが多かったりすると起こるときがあります。
- 喉頭がん
- 声の酷使もしていないのに生じている場合、また、ヘビースモーカーの場合、気をつけてください。
数日前から急に
- 急性喉頭炎
- 急に発症します。ノドの痛みなどの症状がある場合、無い場合があります。いわゆる風邪の一部と考えてよいのですが、炎症の場が声帯ですので、治すためには声をなるべく出さないようにしなければなりませんので、生活制限がやっかいな風邪と言えるでしょう。治療が遅れ、かすれた声を無理をして使っていると、治るのに時間がかかってしまうことになります。できるだけ早く受診し治療開始することが必要です。