「いびき」がひどい
小児の場合
- 3~4歳から小学校低学年にかけてみられる場合扁桃(へんとう腺)の肥大が原因となっていることがあります。
無呼吸になる程の場合、放置しておくと心臓肥大になってしまったり子供の発育への障害となることがあります。
重症の場合、肥大したへんとう腺(扁桃)を手術的に切除することで手術直後から安眠が得られるようになります。(入院が必要です)
成人の場合
- 中には睡眠時無呼吸症(SAS)のレベル(重症)になっている場合があり注意が必要です。
家族の方が気づいたら無呼吸が無いかどうか時々観察してください。
自覚的には、「ぐっすり眠れない」「朝起きた時だるい」「日中、眠気が強い」などの症状があります。
重症の無呼吸の場合、集中力が無くなり「仕事上のミス」「交通事故」の原因にもなり、中年以降の場合、成人病を悪化させたり、「心筋こうそく」や「脳こうそく」などの致命的な病気の原因にもなるとも考えられています。
当院では自宅でできる簡易検査を実施しており、無呼吸症の疑いが強い場合、専門医療機関へ紹介させていただいております。